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小学校で銃乱射、26人死亡 男は“自殺”

2012年12月15日 20:01

 アメリカ・ニューヨークに程近い東部・コネティカット州にある小学校で14日朝、男が銃を乱射し、警察によると、子供20人を含む26人が死亡した。男は銃を乱射した後、自殺したとみられている。

 地元メディアによると、容疑者は20歳の男で、銃を少なくとも2丁持ち、防弾チョッキに身を包んでいたという情報もある。この学校には日本人が5人通っているが、いずれも無事だった。この学校には男の母親が勤めており、母親も死亡したと報じられている。警察は犯行の動機を捜査している。

 死亡した26人に対し、市民は追悼の祈りをささげた。

 「犠牲者の多くが、5歳から10歳の美しい子供たちだった」-アメリカでの銃乱射事件としては2番目に多い犠牲者を出した今回の事件に、会見したオバマ大統領もショックを隠しきれなかった。オバマ大統領は、銃規制の強化を検討する姿勢を示している。

 また、ホワイトハウスの前にも銃規制を訴える人々が集まった。銃規制支持者は「今こそ『こんな状況は正しくない』と声を上げる時です」と話した。