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世界最大級の家電見本市、新製品続々 米国

2013年1月8日 10:56

 アメリカ・ラスベガスで7日、世界最大級の家電の見本市が始まるのを前に、各メーカーが新製品を発表した。

 見本市には、日本のメーカーを含め、世界から約3000社が参加する。今年の注目は、従来のハイビジョンよりも4倍、解像度を高めた次世代テレビで、不振が続く日本のメーカーは、こうした高画質や、インターネット機能の強化など付加価値の高い新商品の投入により、海外勢との競争で巻き返しを図る構え。

 この他、インターネットと連携した健康関連の家電も目立っている。減量を助けてくれるというフォークは、口に運ぶスピードが速いと振動で警告するという。データがパソコンやスマートフォンに転送されており、理想的な食事のリズムがアドバイスされる。

 また、「トヨタ自動車」は、カメラで事前に信号の色を感知するなど、安全性を高めるために開発を進めている自動運転の技術を初公開した。

 見本市は8日から4日間の日程で始まる。