“除外”で国際レスリング連盟会長が辞意
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レスリングがオリンピックの競技から除外される危機について話し合う国際レスリング連盟の理事会で、マルティネッティ会長の責任を問う声が高まり、会長は辞意を表明した。
16日にタイ・プーケットで開かれた理事会では、レスリングを20年夏のオリンピックから除外するという国際オリンピック委員会(IOC)の動きを察知できなかったマルティネッティ会長に非難が集中し、マルティネッティ会長は途中退席を余儀なくされた。
マルティネッティ会長「レスリングが除外されたのは私のせいだと、大半の理事が言っている。会長だから責任を取ることになった」
日本レスリング協会・福田富昭会長「新しい体制でコミッション(委員会)を作って、IOCに対してどうしていくのか打ち合わせすることになった」
マルティネッティ会長は理事会で不信任された。レスリングがオリンピック競技に再び選ばれるための具体策は、新たな体制の下で進められることになる。