×

義足ランナー宅 銃撃直前に怒鳴りあう声

2013年2月21日 8:43

 南アフリカの両脚義足のランナー、オスカー・ピストリウス容疑者が恋人を殺害した疑いで逮捕された事件で、検察側は20日、「銃撃の直前に怒鳴りあう声が聞こえた」とする近所の住民の証言を明らかにした。

 ピストリウス容疑者を保釈するかしないかを決める審理は前の日に続き、20日も開かれた。ロイター通信によると、検察側は、恋人の女性が撃たれる直前に、「容疑者の家から2人の人間の怒鳴りあう声が聞こえた」とする近所の住民の証言を明らかにした。

 検察側はまた、「まず一発の銃声がし、その後、叫び声が聞こえ、さらに複数回の銃声がした」との証言を得ているという。

 ピストリウス容疑者側は前の日の審理で「物音が聞こえて侵入者がいると思い、誤って撃った」と説明していた。