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中国・ウイグル暴動4年、市内は厳戒態勢

2013年7月5日 7:42
中国・ウイグル暴動4年、市内は厳戒態勢

 中国の新疆ウイグル自治区で起きた大規模な暴動から5日で4年となる。これを前に、市内では至る所で武装警察が配備されるなど、厳戒態勢が敷かれている。

 4年前、約200人が死亡した暴動の現場となったウルムチの広場や通りには装甲車が配備され、銃を持った武装警察が約100メートル置きに立ち、不審な動きに目を光らせていた。

 先月26日にはトルファン地区で警官を含む35人が死亡する衝突が発生するなど、ウイグル族と漢族の民族対立とみられる事件が相次いでいる。

 習近平指導部は、自治区社会の安定維持を「テロとの戦い」と位置づけ、封じ込めを徹底している。