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同時爆発はテロと断定 新彊ウイグル自治区

2014年9月26日 6:59
同時爆発はテロと断定 新彊ウイグル自治区

 中国・新彊ウイグル自治区で今月21日、複数の場所で同時に発生した爆発について、地元警察はテロと断定した。爆発や警察による制圧作戦での死者は計50人に上るという。

 爆発は、新疆ウイグル自治区南部のバインゴリン・モンゴル自治州、ブグル県にある商店などで相次いだもの。地元メディアによると、いずれも爆発装置が使われていて、警察はテロと断定した。

 また、爆発で市民6人が死亡したほか、その後の警察の制圧作戦で、暴徒とされる40人が射殺や自爆により死亡、警察側も4人が犠牲になっていて、計50人が死亡したという。主犯の男は名前からウイグル族とみられ、すでに射殺されている。

 新彊ウイグル自治区では、今年に入ってから大規模な暴動やテロが相次いでいる。