２２日のアメリカ・ニューヨーク株式市場のダウ平均株価は、前日比約６６ドル値を上げ、７営業日ぶりの値上がりとなった。

　量的緩和の縮小を警戒し、値下がりを続けていたニューヨーク株式市場のダウ平均株価だが、２２日は中国やヨーロッパの経済指標が改善したことを受け、買い戻しが進む結果となった。この結果、ダウ平均株価の終値は、前日比６６ドル１９セント高の１万４９６３ドル７４セントで取引を終えた。これは７営業日ぶりの値上がり。

　２２日は、ハイテク株を中心に取引しているナスダック市場でシステム障害が発生し、約３時間にわたって株の売買などができなくなった。日本時間２３日午前４時過ぎに取引が再開され、前日比３８．９２ポイント高の３６３８．７１で終えた。