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中国特別代表“6か国協議再開”目指し訪朝

2013年11月5日 9:11

 中国政府で朝鮮半島問題を担当する武大偉特別代表が、北朝鮮の平壌を訪問した。核問題をめぐる6か国協議の再開について話し合うものとみられる。

 武大偉特別代表は4日、平壌に到着した。訪問の目的は報じられていないが金桂官第1外務次官らと会談し、6か国協議の再開について話し合うものとみられる。

 武大偉代表は今年8月にも訪朝した他、先週、アメリカのワシントンでデービース北朝鮮問題特別代表と協議するなど協議再開を目指す中国の外交が活発になっている。ただ、再開には北朝鮮の非核化に向けた行動が必要だとするアメリカや韓国と、無条件での再開を主張する北朝鮮の隔たりは埋まっておらず、武大偉代表が北朝鮮側の態度の軟化を引き出せるかが焦点となる。