国際緊急援助隊医療チーム 比から帰国
台風30号で大きな被害を受けたフィリピンで支援活動にあたった日本の国際緊急援助隊医療チームの一次隊が24日午後、帰国した。
帰国したのは今月11日に日本を出発し被災地で活動した国際緊急援助隊の医療チーム25人。このチームはレイテ島タクロバンなどで外傷に加え、下痢や結核などに苦しむ患者982人を診察した。現地では今も懸命の復旧活動が続いているものの、届けられた物資が十分に行き渡らないなどの課題があるという。
岩上憲三団長「今必要としているものは基礎的なライフライン、電気や水といったもの。物資自体は相当集まってきています。ただ、分配がまだ十分できていないところもある」
現在は医療チームの2次隊29人がフィリピンで活動中で、来月3日に帰国予定。