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クリミア半島情勢巡り、米大統領が緊急会見

2014年3月1日 8:59

 ウクライナのクリミア半島情勢が緊迫化していることをうけ、アメリカのオバマ大統領は先月28日、緊急で会見を行い、「深く懸念している」と述べた。

 オバマ大統領「クリミア半島で、ロシア軍が動きを見せているとの報道をうけ深く懸念している。」

 オバマ大統領はこのように述べ、ロシアが軍事介入に踏み切れば、代償を払うことになると強く警告、ウクライナの主権が侵害されることになれば、周辺地域も不安定になる恐れがあるとけん制した。

 クリミア半島を巡ってはロシアのインタファクス通信が、武装集団によって28日、セバストポリ空港が封鎖されたと伝えている。ウクライナの内相はロシア軍によるものだと非難しているが、ロシア側はこれを否定している。