NYダウ反落、一時史上最高値
3日のアメリカ・ニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価はアメリカ経済の回復基調が続くとの期待感から過去最高値近辺での取引となった。
3日のダウ平均株価は、取引時間中の最高値を一時更新して取引が進んだ。これは最近のアメリカの経済指標が景気回復基調にあることを示しているとして市場が好感、4日に発表される雇用統計への期待感が高まり、買いの材料になったもの。
一方、ダウ平均株価は過去最高値近辺にあるため、その後は利益確定の売りに押される結果となった。結局、優良株で構成するダウ平均株価は前日比45セント安の1万6572ドル55セントで取引を終え、終値として去年12月の過去最高値の更新とはならなかった。
また、ハイテク株中心のナスダック総合指数は前日比38.72ポイント安の4237.74で取引を終えている。