【速報】米捜査当局「銀行詐欺」で水原氏を訴追…24.5億円以上送金か
ドジャース大谷翔平選手の元通訳が違法賭博に関わったとされる問題で、捜査当局は11日、会見を開き、水原一平氏を訴追したと発表しました。
現地から中継です。
会見が行われたロサンゼルスの検事事務局前です。会見には捜査にあたっている連邦検事のほか、日本の国税庁にあたる内国歳入庁と、国土安全保障省の特別捜査官が出席しました。
マーティン・エストラーダ連邦検事
「つい数分前に提出された告発状で、水原一平氏は大谷選手から1600万ドル以上を盗んだとして、銀行詐欺の疑いで訴追した」
連邦検事らは、大谷選手の元通訳・水原一平氏を、銀行詐欺の疑いで訴追したと発表しました。
大谷選手の口座から送金された金額は1600万ドル、24億5000万円以上にのぼり、水原氏が大谷選手の銀行口座にアクセスし、資金を盗んだ疑いが持たれています。
告発状によりますと、水原氏は2018年、大谷選手の年俸が振り込まれる口座の開設にも立ち会っていたとしています。
──大谷選手はだまされていた、ということになるのでしょうか?
捜査官は、大谷選手が自らの口座からブックメーカーへの送金を承認した証拠はなく「大谷選手は被害者だったと考えている」と述べました。
水原氏はかなりの借金を背負った後、銀行に電話をかけ、大谷選手と偽って、銀行口座から違法賭博のブックメーカーに送金するよう、銀行員をだましていたとしています。