北朝鮮で「腸内性伝染病」正恩氏“自宅の薬を感染者に配るよう指示”
北朝鮮メディアは国内で「腸内性伝染病」が発生し、金正恩総書記が自宅の薬を感染者に配るよう指示したと報じました。
朝鮮中央テレビは南西部の海州市などで「急性腸内性伝染病」が発生したと報じました。金総書記が李雪主夫人とともに薬を確認するような写真を公開し、「家庭で用意した薬品」を15日、海州市に送り、感染者などに配るよう指示したと伝えています。
具体的な病名は明らかになっていませんが、韓国メディアは腸チフスやコレラなどの可能性があるとしています。
金総書記は「隔離対策を徹底し、感染ルートを徹底的に遮断せよ」と指示しました。
金総書記は新型コロナウイルスへの対応でも自宅の常備薬を配ったと報じられていて、迅速な対応や住民に寄り添う姿勢をアピールする狙いがあるものとみられます。