週明け１２日のアメリカ・ニューヨーク株式市場のダウ平均株価は先週に引き続き、過去最高値を更新して取引を終えた。

　１２日、取引開始直後から大きく値を上げたダウ平均株価。アジアやヨーロッパの株式市場で値を上げたことが理由だった。さらに、ヘルスケアの分野などで企業の合併・買収（Ｍ＆Ａ）が進み、業界再編に向かうとの期待も買いの材料になったと指摘する声がある。好調な株式市場だが、やはりベースの部分には企業業績が好調なため投資家がリスクを取りやすい環境ができているとも言える。

　この結果、優良株で構成するダウ平均株価は前週末比１１２ドル１３セント高の、過去最高値となる１万６６９５ドル４７セントで取引を終えた。終値ベースでの最高値更新は９日に続き２営業日連続となる。

　また、ハイテク株中心のナスダック総合指数は同７１．９９ポイント高の４１４３．８６だった。