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撃墜か、乗客280人のマレーシア機が不明

2014年7月18日 4:09

 マレーシア航空によると17日、オランダからマレーシアに向かっていたマレーシア航空機がウクライナ上空を飛行中、消息を絶ったという。ロシアのメディアは、航空機は撃墜されたと伝えている。

 消息を絶ったのはオランダのアムステルダムからマレーシアのクアラルンプールに向かっていたボーイング777のマレーシア航空17便。マレーシア航空によると、ロシアとの国境まで約50キロのウクライナ上空を飛行中、交信を絶ったという。

 この飛行機には乗客280人と乗員15人が乗っていたが、安否は分かっていない。ロシアのインタファクス通信は17日午後、マレーシア航空機がウクライナ東部に墜落したと伝えている。また、ウクライナ政府関係者は、乗客・乗員295人全員が死亡したと話している。

 航空管制関係者によると、マレーシア航空機は上空1万メートルを飛行中に、何者かにより撃墜されたという。

 マレーシアのナジブ首相は、「マレーシア航空の墜落の報告に衝撃を受けている。直ちに調査を始めている」とコメントしている。

 ウクライナを訪問中の岸田外相は、「報道については承知している。直ちに事実確認と邦人の安否確認の指示を出した。引き続き情報収集に努める」とコメントしている。