中国で覚醒剤を日本に密輸しようとしたとして死刑判決が確定していた５０代の日本人の男に対し、２５日朝、死刑が執行された。

　中国の日本大使館によると、中国・大連の拘置所で死刑が執行されたのは、大連から日本に覚醒剤を密輸しようとした罪で死刑判決が確定していた５０代の男。２５日朝、裁判所から大連にある日本の出張駐在官事務所に対して、死刑を執行したとの連絡があったという。男は執行前に家族と面会したという。

　中国での日本人に対する死刑は、２０１０年４月以来５人目。