イランの首都・テヘランで１０日、国内線の旅客機が離陸直後に墜落した。

　イラン国営通信によると、日本時間１０日午後２時過ぎ、テヘラン発、東部・タバス行きの旅客機が空港から離陸した直後に住宅地に墜落した。旅客機には乗客・乗員４８人が乗っていて、多くの死者が出ているもよう。

　現場を撮影した映像からは、大破した機体の残骸が道路に散乱している様子が分かる。エンジンが離陸直後、何らかの理由で停止したことが事故の原因とみられているという。

　在テヘラン日本大使館によると、これまでのところ日本人が乗っていたという情報は入っていない。