“香港デモ問題”めぐり応酬 米中外相会談
香港で民主的な選挙を求める大規模なデモが続く中、アメリカ・ワシントンで1日、米中の外相会談が行われ、アメリカ・ケリー国務長官は、デモ隊が平和的に意見を主張する権利を尊重するよう求めた。
ケリー国務長官は、香港でデモ隊が求めている民主的な選挙を支持する考えを示し、次のように促した。
ケリー国務長官「香港当局が自制をし、デモ参加者が平和的に意見を述べる権利を尊重するよう期待する」
これに対し、中国・王毅外相は、香港で起きていることは「中国の国内事情」であると反発。「社会秩序を乱すような違法行為を許すことはできない」と強調した。