エボラ出血熱 ドイツ国内で初の死者
アフリカで感染が拡大しているエボラ出血熱について、ドイツの病院は14日、リベリアから受け入れた患者が死亡したと発表した。ドイツ国内でエボラ出血熱による死者が出たのは初めて。
発表によると、死亡したのは国連の医療スタッフのスーダン人男性(56)。男性は西アフリカのリベリアで活動していたが、エボラ出血熱に感染し、9日にドイツ東部のライプツィヒに運ばれ、治療を受けていた。ドイツはこの男性を含めて、これまでに患者3人を受け入れているが、死亡したのは今回が初めて。
エボラ出血熱を巡っては、これまでに西アフリカを中心に8000人以上が感染し、このうち4000人以上が死亡している。