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米商務長官“首脳の話し合いでTPP前進”

2014年10月21日 22:23
米商務長官“首脳の話し合いでTPP前進”

 日本を訪問しているアメリカのプリツカー商務長官は21日、TPP(=環太平洋経済連携協定)について、来月のAPEC(=アジア太平洋経済協力会議)の場で、日米両首脳が顔をあわせることが、交渉前進の機会になると述べた。

 21日に都内で日米のビジネス関係者向けに講演したプリツカー商務長官は、「TPP交渉は最終段階にあり、日米両国が大胆になる必要がある」と述べ、日米双方の決断が合意に向けた鍵を握るとの考えを示した。

 また、その後会見したプリツカー商務長官は、来月のAPECの場で日米首脳が顔をあわせ、交渉進展に向けた話し合いの場を持つことに期待感を示した。

 TPPをめぐっては年内の大筋合意をめざし交渉が続けられているが、牛肉や豚肉など農産品の関税などをめぐり日米の溝は埋まっていない。