産経“支局長”車に卵 弁護人が被害届提出
韓国の朴槿恵大統領に対する名誉毀損(きそん)の罪に問われ、27日に初公判が行われた産経新聞の加藤前ソウル支局長が乗った車に卵が投げつけられた問題で、弁護人が被害届を提出した。
この問題は、27日に開かれた加藤氏の初公判の後、右翼団体のメンバーが加藤氏の乗った車を取り囲み、卵を投げつけるなどしたもの。
産経新聞によると、加藤氏の弁護士は監禁や脅迫などの容疑で27日、地元警察に被害届を提出。警察は右翼団体メンバーの捜査に乗りだしたという。
産経新聞の小林毅編集局長は「民主主義国家であるまじき暴挙であり、こうした状況が続けば裁判の進行に支障を来す」と述べている。