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日本の3人 授賞式前夜も慌ただしく

2014年12月10日 10:40
日本の3人 授賞式前夜も慌ただしく

 ノーベル物理学賞を受賞する日本の受賞者3人は、ノーベル財団などが主催するパーティーに出席するなど、授賞式前日も慌ただしい一日を過ごした。

 カリフォルニア大学サンタバーバラ校・中村修二教授と名古屋大学大学院・天野浩教授は日本時間10日未明、スウェーデンでパーティーに出席し、ノーベル財団や関係者らと親交を深めた。

 中村教授「(Q:今どんなお気持ちか)その日がきたかという感じ」

 一方、名城大学・赤崎勇終身教授は、ストックホルム市内のノーベル博物館を訪れた。赤崎教授は青色LED開発の歴史が分かる5つのライトを寄贈し、3人の共同受賞者としては最後となるサインをイスに書き込んだ。

 赤崎教授「こんなにたくさんのメディアの前で書かされるとは思ってもいませんでした。だからあまりうまく書けなかった気がします」

 天野教授「(Q:晩さん会で王妃の隣の席になったと)本当ですかそれ?それは初めて聞きましたけど、話さないといけないですよね。きょう一生懸命考えます」

 3人は、日本時間11日未明、授賞式でメダルを授与される。