マララさん「政治家になり、いつか首相に」
ノーベル平和賞を受賞したマララ・ユスフザイさん(17)は、授賞式から一夜が明けた11日、「いつかパキスタンの首相になりたい」と語った。
マララさんは、ノルウェー・オスロで11日、ソルベルグ首相と会談し、各国の政府や民間組織などが一体となって、全ての子どもへの教育の実現に取り組んでほしいと伝えた。そして、会見では自身の将来について語った。
マララさん「政治家になり、みんなが私を支持してくれたら、いつの日か首相になりたい」
最後の公式行事となるコンサートでは、マララさんをたたえる歌も披露され、マララさんも楽しんでいる様子だった。
一方、同じ日、ノーベル物理学賞の日本人受賞者3人は、スウェーデン・ストックホルムのノーベル財団を訪れ、メダルを受け取った。
名古屋大学・天野浩教授「(Q:メダルを持った感想は?)めっちゃ重いです。(Q:どちらに飾る?)まだ考えていないが、大学で広報と相談します」
この後、名城大学・赤崎勇終身教授は、一足早く帰国の途につき、「やっと終わったという感じです」と安堵(あんど)の表情を見せていた。