ロシアのモスクワでは真冬恒例のある楽しみの季節を迎えた。

　気温氷点下４℃の中、凍（い）てつく川に飛び込む男性。飛び込んだのはモスクワの寒中水泳の愛好家たち。氷点下の気温が続くモスクワでは、毎年この時期になると川にはった氷に穴を開けて長さ１５メートルほどのプールが作られる。２７日、愛好家たちが初泳ぎを楽しんだ。

　寒中水泳の愛好家「気分は最高よ。８年前からやっているわ」「最高の気分よ。一緒にやってみない。ぜんぜん寒くないわよ」

　ロシアでは、冬に冷たい水の中で泳ぐと健康に過ごすことができると信じる人が多く、寒中水泳の愛好家は１５０万人ともいわれている。