韓国・ソウル近郊のマンションで１０日午前、火災が発生し、４人が死亡、１００人あまりがケガをした。

　１０日午前９時半ごろ、ソウル近郊の議政府にある１０階建てのマンションから出火した。火は隣接する建物にも燃え広がり、約２時間後に消し止められた。消防によると４人が死亡、１１８人が煙を吸うなどしてケガをした。

　警察によると、火元はマンション１階に止めてあったバイクとみられ、放火の可能性もあるとみて捜査している。

　韓国メディアは、「スプリンクラーが作動していなかった」という住民の証言を伝えていて、消防は、防火設備の不備が被害の拡大につながった可能性もあるとして調べている。