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米・マクドナルド 全世界売上高1.8%減

2015年2月10日 16:08

 アメリカのファストフード大手・マクドナルドは9日、全世界の1月の売上高が去年に比べ1.8%減少したと発表した。1月に発覚した異物混入問題の影響などで日本での販売が落ち込んだことが原因の一つとしている。

 マクドナルドは、1月の売上高がアメリカとヨーロッパで小幅に伸びたものの、日本を含む「アジア太平洋・中東・アフリカ地域」で去年に比べ12.6%減少と、大幅に落ち込んだと発表した。全世界では1.8%の減少となり、8か月連続で前年を下回った。原因として、去年の中国での期限切れ食肉使用問題に続き、今年1月に日本で異物の混入問題が相次いで表面化したことが響いたとしている。

 売上げの低迷が続くマクドナルドは、ドン・トンプソンCEO(=最高経営責任者)兼社長が来月1日付で退任することが決まっている。