屋外での“マスク着用義務”解除へ 住民は期待と不安 ペルー
ペルー政府は20日、首都リマを含む一部の地域で屋外でのマスク着用を義務化しないことを発表しました。
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南米ペルーのリマにある公園で21日に撮影されたのは、マスクをつけずに歩く人々です。
ペルー政府は20日、首都リマを含む一部の地域で屋外でのマスク着用を義務化しないことを発表しました。
地元メディアによりますと、この措置が適用されるのは5月1日以降だということです。
このことについて住民は…
住民
「(状況は)コントロールされていると思うし、死者数や感染者数も減っています。しかし(感染は)続いているし、まだ安心はできません」
住民
「一人ひとりが責任を持ち、(マスクを)使用するかしないかについて判断すべきだと思います」
屋外でのマスク着用を義務化しない理由について、地元メディアは、専門家の見解として感染者数や死亡者数などが最低レベルまで下がり、第1波や第2波よりも感染者が減少していることなどをあげているということです。
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世界では5億790万人以上が感染、621万人以上が亡くなっています。(感染者 5億794万9365人 死者 621万1987人 米ジョンズ・ホプキンス大 22日午後5時半時点)