リビアで自爆テロ「イスラム国」傘下報復か
リビア北東部で20日、自爆テロが相次ぎ、約40人が死亡した。過激派組織「イスラム国」が空爆への報復攻撃を行ったものとみられる。
自爆テロがあったのはリビア北東部のダルナ近郊で、20日、警察やガソリンスタンドなど3か所で爆弾を積んだ自動車が爆発し、約40人が死亡、70人がけがをした。ロイター通信によると、「イスラム国」の傘下とみられる武装グループが「ダルナでのイスラム教徒の流血への報復だ」とする犯行声明を出している。
エジプト軍は16日、エジプト人21人を殺害したとして、ダルナにある「イスラム国」の訓練施設などに対して空爆を行っていた。