衝突から1年 ウクライナで追悼式典
ウクライナで反政府デモ隊に多数の死者が出た去年2月の衝突から1年がたち、20日、追悼式典が行われた。
首都キエフの独立広場で行われた追悼式典にはポロシェンコ大統領も出席し、犠牲者に黙とうをささげた。独立広場では去年、ロシア寄りの政策を取るヤヌコビッチ前大統領に対して辞職を求めるデモが激化し、2月20日には治安部隊との衝突で50人以上が死亡した。
これをきっかけに前政権は崩壊し、欧米寄りの政権が誕生したが、その後も政府軍と親ロシア派の間で対立が続いており、情勢は不安定なままとなっている。