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実行犯はイスラム過激派に所属 博物館襲撃

2015年3月27日 7:44

 日本人3人を含む21人が死亡したチュニジアの博物館襲撃事件で、チュニジア政府は26日、実行犯らがチュニジア西部で活動するイスラム過激派組織に所属していたと明らかにした。

 26日に会見したチュニジアのガルサッリ内相によると、実行犯らはイスラム過激派組織「アンサール・シャリア」の一派で、西部を拠点に活動する「ウクバ・イブン・ナフィア旅団」に所属していたという。過激派組織「イスラム国」との関連は分かっていない。

 内相はまた、すでに23人の容疑者を拘束したと述べ、指名手配中のマーヘル・アルガイディ容疑者のほか、モロッコ人2人とアルジェリア人1人の行方を追っていることを明らかにした。