独紙 墜落機のボイスレコーダー内容報じる
フランス南東部で起きたドイツの旅客機墜落で、29日付のドイツ紙「ビルト」は墜落した旅客機のボイスレコーダーの記録を入手したと伝えた。
それによると、巡航高度に達した後、機長はデュッセルドルフへの着陸準備を命じたがルビッツ副操縦士は「そう願いたいですね。どうなるか見てみましょう」と応じていた。その後、機長がトイレに行くためにコックピットから出た直後から機体は降下を始め、「ドアを開けろ!」という機長の声や乗客の叫び声などが記録されている。
さらにコックピットのドアをたたく金属音などもするが、副操縦士は無言のままで、墜落の直前、一番最後に記録されていたのは乗客の叫び声だったという。