ウクライナ軍 欧米供与の兵器で抗戦 戦況はこう着か
ロシアは完全制圧を目指すウクライナ東部ドネツク州で攻撃を続けていますが、ウクライナ軍も欧米から供与された兵器で抗戦を続けていて、戦況はこう着しているとみられています。
東部ドネツク州のクラマトルシクでは7日住宅などにミサイルが着弾しました。
住宅やホテルなど6つの建物が被害を受けたということで、ロイター通信などによりますと少なくとも1人が死亡し6人がケガをしました。
また、北東部の都市ハルキウでもロケット弾が着弾し地元知事によりますと3人が死亡、5人がケガをしたということです。
次の焦点となる東部ドネツク州の戦況をめぐり、イギリス国防省は7日、「前線では激しい砲撃が続いているが、ロシア側はほとんど前進していない」として、こう着しているとの見方を示しました。
一方で、ロシア側が部隊の再編を進めているとしていて、今後、本格的な攻撃に乗り出すとみられています。