クリントン氏 共和党の批判に“初”応戦
アメリカ初の女性大統領を目指すヒラリー・クリントン前国務長官が20日、出馬宣言後、初めて野党・共和党からの批判に応戦した。
この日訪れたニューハンプシャーは、選挙戦の序盤のカギとなる重要な州で、クリントン氏はおもちゃ工場などを訪ね、従業員らと意見交換した。
その後、野党・共和党がクリントン氏の大統領としての資質などを批判していることに、皮肉を交えて「共和党は私ばかり攻撃していますが、私が出馬しなかったらどうしたのでしょう。でも私は出馬しました。諸問題に取り組むのが楽しみです」と述べた。クリントン氏が共和党の批判に応戦したのは出馬宣言後、初めてのこと。
庶民感覚を重視して草の根レベルでの活動を続けるクリントン氏だが、今後は共和党に対しても徐々に発言を強めていくものとみられる。