来年行われるアメリカの大統領選挙に、野党・共和党からテキサス州前知事のリック・ペリー氏が４日、立候補を表明した。共和党から立候補を表明したのは、１０人となった。

　ブッシュ前大統領の後をうけ、２０００年にテキサス州知事に就任したペリー氏は、在任中、積極的に企業を誘致し、雇用を大幅に増やしたことなどで知られている。出馬表明でも、知事時代の実績を強調した。

　リック・ペリー氏「知事時代の１４年間で、テキサスの企業はアメリカの全雇用の３分の１の雇用を創出した」

　ペリー氏は、２０１２年の大統領選挙にも出馬表明したものの、失言が続き途中で撤退している。また共和党からは、ブッシュ前大統領の弟、ジェブ・ブッシュ氏が、今月１５日に立候補を表明するとみられ、候補者が１０人を超える乱立状態となっている。