イエメン反体制派側 一時停戦受け入れへ
混乱が広がる中東・イエメンで、大統領側と戦闘を続ける反体制派の武装組織側は10日、サウジアラビアが提案した一時停戦を受け入れると発表した。
イエメンでは、ハディ大統領側と反体制派のイスラム教シーア派系武装組織の間で戦闘が続いている。こうした中、ハディ氏を支援し軍事介入を続けるサウジアラビアが人道支援のため、5日間の停戦を提案していたが、イエメンの国営通信によると、シーア派系の武装組織と連携する軍の報道官は10日、この提案を受け入れると発表した。
サウジアラビアは停戦開始は12日からとしているが、空爆は引き続き行われており、実現するかは予断を許さない状況。