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NYダウ7ドル安 終値1万8060ドル

2015年5月14日 7:30

 13日のアメリカ・ニューヨーク株式市場で、発表された経済指標の内容が思わしくなかったことなどから、ダウ平均株価は前日からさらに値を下げた。

 13日のニューヨーク株式市場のダウ平均株価は、前日比7ドル74セント安の1万8060ドル49セントで取引を終えた。また、ハイテク株が中心のナスダック総合指数は3日ぶりに反発し、5.50ポイント高の4981.69で終えた。

 13日は、発表された4月のアメリカの小売売上高が市場の予想を下回った。冬場を超えた4月の経済指標は市場で重要視されているが、この結果が思わしくなかったことから景気の先行きに対し懸念が広がった。

 ただ、アメリカ経済の焦点の一つの利上げの開始については、当面、慎重にならざるをえないだろうとの観測が強まり、利上げへの警戒感が減って株価は高値圏が続いている。市場ではこのあと続く経済指標の内容に注目している。