制限の倍以上 時速170キロでカーブ進入
アメリカのフィラデルフィアで列車が脱線し、7人が死亡、200人以上がケガをした事故で、国家運輸安全委員会は、列車が制限速度の倍以上のスピードを出していたことを明らかにした。
国家運輸安全委員会は日本時間14日朝、運行データの解析結果を公表し、列車が制限速度が時速80キロのカーブに倍以上の約170キロで進入していたことを明らかにした。
国家運輸安全委員会は、スピードの出し過ぎが事故につながった可能性があるとみて調べている。
また、事故現場に速度を自動で制御するシステムを設置するよう求めていたにもかかわらず、設置されていなかったことを明らかにし、「システムがあれば事故は防げたと感じる」と鉄道会社側を批判した。