「イスラム国」パルミラで400人超殺害か
シリアの国営通信は24日、過激派組織「イスラム国」が、中部のパルミラで住民400人以上を殺害したと伝えた。
これは、シリアの国営通信が住民の話として伝えたもので、「イスラム国」はパルミラの住民400人以上を殺害したという。多くは女性や子ども、高齢者で、アサド政権の協力者とみなされたとみられている。
パルミラは世界遺産「パルミラ遺跡」があるシリア中部の要衝で、今月21日までに「イスラム国」が制圧していた。23日には遺跡をのぞめる城壁に「イスラム国」の旗が掲げられた画像がインターネット上で公開されるなど、遺跡破壊の懸念もさらに高まっている。