ボルネオ地震 邦人含む十数人、まだ山中か
マレーシアのボルネオ島で5日に起きた地震で、世界遺産に登録されているキナバル山ではがけ崩れなどが発生し、これまでに2人が死亡したほか、今も十数人が下山できない状態となっている。
キナバル山を管理する公園事務所などによると、地震により登山道が通れなくなり、一時、登山客ら約150人が下山できなくなった。また、がけ崩れなどによりこれまでに2人が死亡、ケガ人も出ているほか、今も十数人が山に取り残されているとみられるという。
現地の日本領事事務所によると、登山者名簿の中に日本人男性1人が含まれているということだが、その後、下山は確認できておらず、救難当局による捜索が続けられている。