MERS隔離対象 邦人2人が帰国していた
韓国でMERS(=中東呼吸器症候群)の感染者に接触した可能性があるとして自宅隔離措置の対象者となった日本人2人が、帰国していたことが分かった。2人は対象者と判明する前に帰国していたという。
保健当局によると、韓国に在住する日本人の女性と2歳になる娘が病院でMERS感染者に接触していた可能性があるとして自宅隔離措置の対象となった。
韓国では隔離措置の対象者は出国が禁止されるが、この2人は対象者であることが分かった時点で、すでに帰国していたという。日本の厚生労働省は2人について、帰国後14日間、朝夕の検温を求める健康監視を続けていて、症状は出ていないという。
保健福祉省によると、韓国でのMERS感染者は16日までに4人増えて154人に、死者は3人増えて19人になった。