イエメンで連続爆弾テロ、50人が死傷
中東・イエメンの首都・サヌアで連続爆弾テロ事件があり、少なくとも50人が死傷した。過激派組織「イスラム国」が犯行声明を出した。
ロイター通信によると、17日、サヌアにあるイスラム教のモスクや、サヌアを実効支配するシーア派系の武装勢力・フーシ派の司令部など、4か所で連続して自動車爆弾が爆発した。この爆発で少なくとも50人が死傷したという。「イスラム国」はインターネット上に犯行声明を出し、フーシ派に対する報復だと主張している。
イエメンではハディ大統領側とフーシ派の間で戦闘が続く中、「イスラム国」や国際テロ組織・アルカイダ系の過激派組織が活動を活発化させている。