FIFA汚職 国際手配の親子2人が出頭
FIFA(=国際サッカー連盟)の汚職事件をめぐり、国際手配されていたアルゼンチンのスポーツ代理店の幹部2人が18日に出頭した。
首都・ブエノスアイレスの検察当局に出頭したのは、スポーツイベントの放映権などを扱うアルゼンチンのスポーツ代理店の社長と副社長をつとめる親子。アメリカ司法省の起訴状によると、2人はサッカー南米選手権大会で3大会分の放映権を得る見返りに、他のスポーツ関連会社の幹部と共謀してFIFAの元幹部に1億1000万ドル、日本円にして135億円あまりの賄賂を支払った疑いがもたれている。
今後はアルゼンチンの裁判所がアメリカへの身柄の引き渡しについて判断するが、地元メディアによると2人は争う構えを見せているという。