嗜好品としての大麻所持など認める法案可決、早ければ4月にも施行 ドイツ連邦議会
ドイツ連邦議会は23日、嗜好(しこう)品としての大麻の所持や栽培を認める法案を可決しました。早ければ今年4月にも施行される見通しです。
23日に可決された法案では、18歳以上の成人が、嗜好品としての大麻を25グラムまで所持することや、3株までの大麻を栽培することが合法となります。
ドイツでは大麻の闇取引がまん延していることなどから、法案の可決を受けて、ドイツの保健相は、「闇市場が栄えることはなくなる」と述べて、闇取引の抑止に期待を寄せました。
法案は、このあと、連邦参議院で審議される予定で、早ければ今年4月にも施行される見通しです。