APEC首脳会議 気候変動などテーマに最初のセッション始まる
APEC(=アジア太平洋経済協力会議)は16日、首脳会議の本格的な議論が始まりました。
APEC首脳会議には日本やアメリカ、中国など21の国と地域が参加し、経済協力について議論します。先ほどから気候変動などがテーマの最初のセッションが始まりました。
ただ、中国やロシアとの方向性の違いから、これまでの閣僚会議では共同声明を出せていません。首脳宣言の採択ができるかが焦点となります。
こうした中、アメリカのバイデン大統領は経済界主催の会合で演説し、前日の米中首脳会談を受け、改めて米中関係の改善をアピールしました。
アメリカ・バイデン大統領「世界の2大経済国の安定した関係は、両国だけでなく世界の皆にとって良いことだ」
また、中国の習近平国家主席も演説を書面で提出しました。「中国は依然として世界の成長の最も強力なエンジンだ」と経済の好調をアピールし、さらなる投資を呼びかけています。