米バイデン大統領、核戦争の懸念に「NO」 一部の州では“ロシア製の酒”販売取りやめも
アメリカのバイデン政権は、ロシア軍がウクライナの首都キエフを数日以内に包囲しようとしていて、作戦がより攻撃的になるおそれがあると分析しています。
国防総省高官によりますと、これまでにロシア軍の75%がウクライナ国内に侵攻、数日以内にキエフを包囲しようとしているものの、苦戦にいらだちを募らせていて、より攻撃的になるおそれがあるとしています。
バイデン大統領はG7首脳らと電話会議を行い、ロシアによる侵略を厳しく非難することで一致しました。また、プーチン大統領が核戦力を念頭にロシア軍の戦力を特別警戒態勢にするよう命じたことを受け、記者団から「核戦争を懸念すべきか」と問われましたが「ノー」と答え、否定しています。
こうした中、アメリカの一部の州では、ロシア製の酒の販売を取りやめる動きが出ています。
NNNワシントン近郊・渡邊翔記者「こちらの酒店では、ロシア製のウオッカの販売を取りやめました。棚から瓶が撤去されています」
こうした不買運動は、アメリカに加えカナダの一部にも広がっています。