三菱マテリアル“強制労働”で元米兵に謝罪
戦時中に旧日本軍の捕虜になったアメリカ兵を鉱山で強制的に働かせたとして三菱マテリアルが19日、元アメリカ兵と遺族らに初めて謝罪した。
三菱マテリアルの前身、三菱鉱業の国内の鉱山では戦闘で捕虜となったアメリカ兵、約900人が過酷な労働を強いられた。会社側は19日、アメリカで元兵士や遺族らに謝罪した。
元アメリカ兵のジェームズ・マーフィーさん「真摯(しんし)な謝罪だった。三菱マテリアルの行動が他の日本企業にも広がってほしい」
三菱マテリアルは中国や韓国で、徴用をめぐって訴訟を起こされていて、中国や韓国のメディアから謝罪をするかどうか問われたが、「裁判中のためコメントは控えたい」と述べるにとどめた。