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米大統領選挙 共和党から16人目の立候補

2015年7月22日 12:41
米大統領選挙 共和党から16人目の立候補

 来年のアメリカ大統領選挙で、アメリカ・オハイオ州のジョン・ケーシック知事が21日、共和党からの立候補を正式に表明した。共和党からの出馬表明は、これで16人目。

 ケーシック氏は下院議員を18年間務めた後、2011年にオハイオ州知事に就任。悪化していた州の財政を立て直し、雇用を回復したと自らの実績を強調した。

 ケーシック知事「みなさんからの祈り、支持、尽力を求めます。なぜなら、大統領選への出馬を決めたからです」

 ケーシック氏は連邦議員と知事の経歴を背景に「世界で最も重要な仕事に備える経験を私は持っている」とアピールした。

 共和党の立候補表明はこれで16人に上り、乱戦もようとなっているが、最新の世論調査(ワシントンポスト・ABC調べ 16~19日)では、移民に対して差別的な発言をしたり、他の候補を侮辱したりして過激な言動を続けるドナルド・トランプ氏が24%と一歩リードしている。2位はスコット・ウォーカー氏で13%、3位はジェブ・ブッシュ氏で12%。