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アルカイダの古参幹部を殺害 米が発表

2015年7月23日 3:01

 アメリカ国防総省は21日、国際テロ組織アルカイダの幹部をシリアで殺害したと発表した。

 殺害されたのは、アルカイダの古参幹部の一人、ムシン・ファドリ容疑者。国防総省によると、今月8日、シリア北西部のサルマダ近郊で車で移動しているところを空爆し殺害したという。

 ファドリ容疑者は、2001年9月11日のアメリカ同時多発テロについて、事前に情報を知らされた数少ない幹部の一人で、アメリカ政府は懸賞金をかけてその行方を追っていた。

 国防総省は、「ファドリ容疑者の死によりアメリカやその同盟国に対するアルカイダの攻撃作戦は弱体化するだろう」とコメントしている。

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