3期目意欲?オバマ大統領が余裕のジョーク
アメリカで来年の大統領選挙に向けた動きが本格化する中、今期限りで退任するオバマ大統領が、憲法で禁じられている「3期目」に意欲を示した。
アフリカを歴訪中のオバマ大統領は28日、最後の訪問国エチオピアで演説し、残り1年半となった自らの任期について触れた。
オバマ大統領「私は自分の仕事が大好きだ。しかし、憲法により再び出馬はできない。出馬できないのだ。実際、自分はいい大統領だと思っている。もし、また出馬したら再選できるだろう」
さらに、「正直に言うと退任後の暮らしを楽しみにしている」と続け、聴衆を笑わせた。
今年に入ってキューバとの国交回復やイランの核問題をめぐる合意など、主に外交面で成果を上げて支持率も安定しているだけに、冗談にも余裕がうかがえた。