金正恩総書記 金日成主席の生誕110年を祝う祝賀大会に出席
北朝鮮の金正恩総書記は15日、祖父の故・金日成主席の生誕110年を祝う祝賀大会に出席しました。
16日付の「労働新聞」は、平壌で15日、故・金日成主席の生誕110年を祝う中央報告大会が開かれ、金正恩総書記が出席したと報じました。
報告を行った李日煥書記は金日成主席の業績をたたえた上で、「金正恩総書記を首班とする党中央委員会の洗練された指導があるので、わが国家と人民は永遠に必勝不敗である」と結束を呼びかけました。
大会に続いては市民パレードが行われ、祝賀モードを演出しました。
また、金正恩総書記が李雪主夫人らとともに金日成主席の遺体が安置されている錦繍山太陽宮殿を参拝したとも伝えています。
懸念されていた核実験やミサイルの発射、軍事パレードなどは15日は実施されなかったものとみられますが、今月25日には軍の記念日を控えるなど今後も警戒が続くことになります。